Dreamforce2015 Day3: Marketing Cloud

みなさんこんにちは。
サンフランシスコで開催中のDremforce2015のレポートを現地からお届けします!

本日が3日目となり、私もいくつかのセッションを受けておりますが、
今回は、Marketing Cloud Keynoteについて、執筆をさせて頂きます。

Marketing Cloud Keynote


Dremforce2015 の Marketing Cloud Keynote ではゲストを迎えての活用事例を紹介するセッションとなっておりました。
活用事例としては5つ、そのうちゲストとして登壇されたのは、以下の3社になります。

  • Mattel
  • Rooom&Board
  • AT&T

マテル社の事例については、これまでのイベントでも紹介されている最も代表的な事例かと思います。
私も本日のセッション前にブースの方でも既に聴講しておりました。

事例詳細について、簡単に記載させて頂きます。

  • Mattel
    1.お客様がミニカーを購入
    2.ミニカーに関連したゲームのダウンロードQRをメールにて送信
    お客様の購入から始まり、関連する商品をメールにより通知することで継続的なお客様との関係を実現しています。 
  • Rooom&Board
    1.お客様がWEBサイトを訪問
    2.お客様の訪問結果(購入商品、参照商品)を蓄積、分析
    3.メールにてお客様に推奨商品を提案
    お客様のサイトアクセスから始まり、オンライン上での情報(購入商品、参照商品)を蓄積、分析することにより、お客様に推奨商品の提案を実現しています。
  • AT&T社
    1.Service Cloud からケースをクローズ
    2.お客様にクローズ後の満足度アンケートを送信
    3.満足度の高いお客様にのみ、広告を発信
    Service Cloudでは、ケースクローズによりお客様との関係が完了されることになりますが、Marketing Cloudに連携しケースクローズからのアクションとして、アンケートの実施、さらにその結果から広告発信などを行うことにより、お客様との継続的な関係を実現しています。 

成功事例の聴講をすると、過去のプロジェクトを思い返すことが多く、今回の事例でも、「リコメンド機能」など、過去に要望を伺ったことが多かったかと記憶しています。
当時「Marketing Cloud」が発表されていなかったことを考えると、 Salesforce のラインナップが充実されていってることを実感します。

Keynote セッションでは新たな発表などを期待することが多いのですが、「Marketing Cloud」としては今回発表されていませんでした。
但し、「Marketing Cloud」+「IoT Cloud」の今後については目を向けていきたいところです。

おわりに

Dreamforceには今回初めて参加してきました。
セッションももちろん魅力的ですが、海外の製品についてもブースを覗く機会があるという意味でも貴重な経験ができたかと思います。
私は英語が苦手なのですが、デモ画面、ボディランゲージ、携帯電話の翻訳を駆使して説明を受けることで興味があった製品を確認することができました。
英語が苦手な方でも是非、こういった機会には海外製品についても情報収集をしてみてください。

それでは、このレポート以外にもDreamforce'15 3日目のレポートが
公開されますのでぜひご覧ください。