フォトハウスMemorisの会員サイトをマルチクラウドで構築
2019年2月5日
株式会社テラスカイ
テラスカイ、フォトハウスMemorisの会員サイトをマルチクラウドで構築 Salesforce、AWS、Herokuで短期開発、運用コスト削減を実現
株式会社テラスカイ(本社:東京都中央区 代表取締役社長:佐藤 秀哉、以下:テラスカイ)は、愛知県で展開する写真スタジオ 株式会社Memoris(本社:愛知県名古屋市 代表:瀬古 恵介、以下:メモリス)の会員ポータルサイトをSalesforce、AWS、Herokuのマルチクラウドで構築いたしました。本サイトは2018年2月より運用を開始しております。
■メモリス会員ポータルサイト画面
■導入背景
メモリスではこれまで、撮影写真・スライドショー動画をCD-ROM・DVDといった記録メディアでお客様に納品していました。メディアに掛かるコストや、メディアに記録するスタッフの作業時間を削減し、更にお客様に自宅などでゆっくり写真を選んでもらえる新しい仕組みを構築したいと、会員ポータルサイトの刷新を決定しました。
新会員ポータルサイトでは、ソーシャルログインに対応しており、顧客は撮影写真をダウンロード形式で購入、またフォトスタンドなどの商品についても購入可能です。
■メモリス会員ポータルサイトの特徴
開発コスト削減の実現- 管理画面はSalesforce、写真を格納するストレージはAWS、その中間に位置するWebアプリケーションはHerokuで構築し、適材適所のマルチクラウド構成によって、コスト及び開発工数を削減。
- SalesforceとHeroku間の連携にHeroku Connectを利用したことで、SalesforceのAPIコール数を考慮する必要がなく、トランザクション管理が容易になり設計・開発コストを削減。さらに豊富なAdd-on機能を活用することで設計・開発コストを削減。
- サーバ構築がHerokuで容易となりインフラ構築コストを削減。
- 上記を実現したことにより、通常のクラウド型ポータルサイト構築に比べ1割程度工数を削減し、4か月の納品を実現。 運用管理の効率化が実現
- Salesforceにより顧客情報を管理し、更にSalesforce上に写真・商品をアップロード。容易にカスタマイズできるSalesforceの標準機能を利用することで、構築だけではなく、運用時の柔軟性を確保。
- AWS S3の利用により、煩雑なストレージ拡張の手間を削減。
- HerokuおよびAWSマネジメントサービスの利用によりサーバ管理コストを低減。
- ソーシャルログイン機能の実装によりユーザビリティが向上し、ご利用会員の利用を促進し、ご利用会員同士のコミュニティの活性化を実現。
■システム構成図
<株式会社メモリスについて>
フォトハウス メモリスは、140年の歴史を持つ瀬古写真が5年の歳月をかけて研究、構想した新しいスタイルのフォトスタジオです。 「世界の子ども写真を進化させ続ける」というの経営理念の実現に向け、社員全員がお客さま満足を常に意識してサービスを提供しております。 http://ph-memoris.jp/
*本文中に記載された会社名、サービス名等は該当する各社の登録商標です。