AppExchngeコンソーシアムの「第3回最新技術・事例勉強会」の(株)セールス・フォースのCTO及川氏をお招きした、
コンソーシアム副理事 佐藤(弊社社長)との対談の内容です。
内容盛りだくさんなので、2回に分けてアップします。
■ SaaSとしての進化の方向性
・ERPへの進化、新たなアプリケーションの追加の可能性
→ Salesforce開発当初から SFA → CRM → カスタムクラウド へと進化しており、
ERPへの進化の方向性というのは、開発当初から現在まで一度もない。
# Salesforceとしては、バックオフィス系の業務系システムへの進化(例えば NetSuiteみたいな)は
考えていないようですね。
■ 日本固有にケアしていること
・機能面や特定ユーザに対する特別対応
→ 日本固有な機能、あるいは特定ユーザ向け機能は無い。
マルチテナントであり、完全なシングルソース、バージョン管理の容易さを
サービス提供者として享受している。
→ 過去、タブ名の変更やカスタムオブジェクトの数の増加などは、特定ユーザからの
要望で実現したものもあるが、そのメリットは全ユーザが享受できている。
# 世界中の人が企業規模に関係なく、同じアプリケーションやプラットフォームを使えるというこういうところが、
まさに、マルチテナントのメリットなんでしょうね。
■ ガバナ制限への対応
・ガバナ制限の制約・制限は増えていくのか?
→ ひとつのユーザがリソースを占有せず、全てのユーザにサービスを提供するために必要なもの。
いろいろな種類や制限あるため、一概には言えないが、これ以上悪くはならない。
# マルチテナントであるが故に、ガバナ制限は致し方ない制限と思いますね。
ただ、比較的容易に制限にひっかかるので制限が緩和されることは歓迎します。
■ パフォーマンスに関する改善
・海外にデータセンターがあることについて
→ ネットワークアクセスによるパフォーマンス問題は生じるが、どのレベルでのリアルタイム性を求めるかにもよる。
ただし、ミリセカンドレベルでのリアルタイム性やレスポンス要求は今のところ無いし、
それは求められていない。これまでも、パフォーマンスが問題で解約されたことはない。
# ミリセカンドレベルでのリアルタイム性をSaaS(PaaS)で構築するアプリケーションに求めるのは、
それは筋違いでしょうね。
・Salesforce(Force.com)を利用する上でのテクニック
→ SalesforceのバックヤードはRDBであり、チューニングポイントはRDBの特性と同じである。
明確なガイドラインが提供できていないことは申し訳ない。
・ACLによる参照可能な範囲の制限が少ない方が早い
・レポート、リストビューなどで巨大なカーソルの生成は遅い
・数千万件レベルのデータであっても、数百件に絞り込まれるのであれば早い
# 例えば、Oracleとかでも巨大なカーソルを生成するようなSQLを発行すれば遅いですし、
数千万件レベルのデータでも、適切なINDEXとそれを利用した検索なら早いという、理屈は同じですね。
・Visualforceのページ生成
→ サーバサイドのパフォーマンス強化は継続している。
大量のJSファイルがダウンロードされるので、デモでは、開発者モードは必ずオフにしましょう!
# 更なるパフォーマンス強化を期待します! 開発者モードのオフ、仰る通りですね。

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